約 126,558 件
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/340.html
0212:少女を壊す追い討ち 「リン……」 第一放送で告げられた参加者の一人。 その名をうわ言のように口にする男が一人。 ケンシロウは降りしきる雨も気にせず、岐阜県の山中を彷徨うように徘徊していた。 その頭の中には、たった二文字、一人の少女の名前がリフレインしている。 (なぜ……なぜリンが殺されなければならない!) 彼女は普通の少女だ。 心優しい、いたいけな少女。 こんなゲームに参加させられたとて、人を殺すことなど考えるような娘じゃない。 そんな少女が、開始早々殺された。 リンというただの少女を、あどけない笑顔の少女を、簡単に殺した輩がいる。 ケンシロウは考える。 もうすでに何人もの参加者が殺された。 その中にはリンのように戦うすべを持たぬ者もいたかもしれないし、自ら戦いを望んで散っていった者もいるだろう。 死んだ者がいれば、その分殺した者もいるのだ。 リンのように、戦わぬ少女を殺すような殺人鬼が―― リンの死、減っていく参加者。 さらなる放送がケンシロウの怒りを溜めていく。 そして、先程の第二放送。 新たに告げられた「防人衛」の名。 ケンシロウは防人衛との面識などなかったが、名前は知っている。 ゲームが始まって出会った少女、津村斗貴子が仲間と言っていた名。 人は彼をキャプテン・ブラボーと呼び、なによりも正義を大切にする、アツイ男だと聞いている。 そして、彼は相当な実力者だということも。 そんな男が殺された。斗貴子も認める戦士が、まだ一日目だというのに脱落した。 彼をもしのぐ実力者が、このゲームに存在する。 そして、その者は紛れもなく「殺人者」。 そんな奴を、いつまでも放っておくわけにはいかない。 もう、リンのような無力な者が犠牲にならないために―― 怒りに燃えるケンシロウは、名古屋を基点に周囲の県を探索していたが、幸か不幸かまだ斗貴子以外の参加者には遭遇していない。 こうしている間にも、リンや防人を殺した奴らが殺戮を続けているかもしれない。 そう思うと、ケンシロウはやるせない気持ちでいっぱいになる。 そして、ようやく雨が止んだという頃、 ケンシロウは、やっと斗貴子以外の参加者と遭遇する―― 「はぁ、ひ、は、はひぃ……」 北大路さつきは恐怖に支配されていた。 防人衛の死――殺人者アピゲイルの姿――やっと会えたと思った知り合い――でも彼女はもう自分の知る人じゃなくて。 雨の中、歩きにくい山道をがむしゃらに走り続けてきたさつきの体力はもう限界だった。 何度も転び、何度も身体を傷つけ、それでも恐怖に駆られて走り続けてきた。 体力以上に疲弊しているのは、その精神。 見知った者でも、「怖い!」と感じてしまう。 やっと出会えたのに、東城綾が自分を殺すイメージが頭から離れない。 いつ殺されるか分からない極限状態の中、ちょっとした出来事でさえ彼女にとっては恐怖となった。 そんな彼女に、追い討ちをかける出会いがまた―― 「待ってくれ!」 見るからにボロボロ状態で走る少女に、ケンシロウが声をかけた。 「ひっ……!!」 さつきの前に現れたのは、見るからに怪しい男性。 格闘技のテレビ番組でも見たことのないような筋肉に、鬼のような表情を浮かべる男―― この時ケンシロウは、殺人者への怒りのせいか、必要以上に顔を強張らせていた。 さつきの脳に咄嗟に叫びこんできたのは、「殺される!」の一言。 「ひ……や、やぃ、ひぃっ……」 恐怖のあまり、まともに話せない。 ケンシロウが全く危害を加えるつもりがないというのも理解できず、さつきは身体を恐怖に支配され、行動する。 「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁああぁ!!!」 逃げる。 殺される。 死にたくない。 逃げる。 逃げる。逃げる。逃げる。逃げる。逃げる。逃げる! さつきはケンシロウの横をすり抜け、恐怖に駆られるがままに逃走した。 同じ少女だというのに、初めに出会った斗貴子とはまったく違った表情をした彼女。 容姿のことを言っているのではない。 斗貴子のような戦士の表情ではなく、泣きじゃくれ、疲れきった、弱者の表情。 それを見たケンシロウは、逃げ出すさつきをすぐに止めることができなかった。 彼女はリンと同じだ。 なんの戦うすべも持たない、無力な人間。 あの顔を一目見ただけで、そう確信した。 放ってはおけない! すぐさまさつきを追おうとするケンシロウだが、その時、脳裏に一つの疑問がよぎった。 このまま自分が追いかけても、いらぬ恐怖を与えてしまうだけではないのか? そしてなにより、 ――彼女にあれほどまでの恐怖を与えたのはなんなのか―― そのことが、ケンシロウは気がかりだった。 もし彼女が追われていたとしたら。 もし彼女が殺されそうだったのだとしたら。 もし彼女が殺人者から逃げていたのだとしたら。 ――野放しにはできない! ケンシロウはさつきがやってきた方角を見る。 あちらに無力な少女を襲うような輩がいるのか。 ひょっとしたら、リンを殺した輩がいるという場合もある。 それは推測でしかない。 自分は今、どうするべきか。 アピゲイルから、綾から、ケンシロウから逃げ、さつきは走り続ける。 もう体力も精神もボロボロだが、恐怖が勝手に足を動かしてくれる。 こんな精神では、真中や錬金の戦士たちにあってもまともに会話することができないかもしれない。 信じることも、できないかもしれない。 ただ逃げたくて、さつきは走る。 もう十分ケンシロウから距離は取れただろうか。 山から下山したあたり、さつきの前に、それは現れた。 「おぉ、女はっけ~ん!」 ケンシロウと並ぶ体格の男性――ダーク・シュナイダー。 「嫌ぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!!」 さつきの受難は、まだまだ続く…… 【岐阜県山中/日中】 【ケンシロウ@北斗の拳】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:荷物一式、フェニックスの聖衣@聖闘士星矢 [思考]:1.さつきを追うか、さつきが走って来た道の先にいるであろう殺人者を探す。 ※ケンシロウがどちらを決断するかは、次の書き手にお任せします。 2.斗貴子の仲間、核鉄を探し出し、名古屋城へ戻る。 3.2を達成できなくとも午後6時までにいったん名古屋城へ戻る。 4.ダイという少年の情報を得る。 5.名古屋城で合流不能の場合、東京タワー南東にある芝公園の寺へ行く。 【岐阜県山のふもとの町/日中】 【北大路さつき@いちご100%】 [状態]:肉体的・精神的に重度の疲労、左膝怪我、各所に擦り傷 [装備]:ブラボーの上着 [道具]:荷物一式(支給品未確認、食料一食消費) [思考]:1.目の前の男から逃げる。逃げる。逃げる! 2.東城綾への恐怖。 3.殺人鬼アビゲイル(思い込み)から逃げる。 4.東京へ向かい、カズキ・斗貴子・いちごキャラを探す。 【ダーク・シュナイダー@BASTARD!! -暗黒の破壊神-】 [状態]:左腕に銃創、魔力消耗、右腕打撲 『六芒星の呪縛』による攻撃封印(翌日の午前まで) [装備]:装飾銃ハーディス@BLACK CAT [道具]:荷物一式(食料二人分、支給品未確認) [思考]:1.さつきをハーレムに加える。 2.攻撃できないことに苛立っている。 3.男は殺す、女はハーレムに加える。 4.ゲームを脱出して主催者殺害。 時系列順で読む Back すっぱい15 Next 涙は包み、溶かされて 投下順で読む Back すっぱい15 Next 涙は包み、溶かされて 099:一時の別れと願う ケンシロウ 246:そして彼女の行き着いた先 208:恐怖 北大路さつき 246:そして彼女の行き着いた先 139:再会ならず ダーク・シュナイダー 246:そして彼女の行き着いた先
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51865.html
登録日:2022/08/14 Sun 16 47 08 更新日:2024/05/25 Sat 03 43 23 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 へじていと カオス ジャンププラス ドタバタコメディ 何でもあり 全部ぶっ壊す 少年ジャンプ+ 山岸菜 漫画 破壊 破壊神 考えたら負け 腹筋神社 蛮族 裏社会がやばい 集英社 『全部ぶっ壊す』とは、少年ジャンプ+で連載されていた原作:へじていと 作画:山岸菜による日常系ドタバタコメディ漫画である。単行本は全6巻。 主人公は剣と魔法が存在した太古から時を超えて転生した破壊神と英雄の二人。 読者から「美女と野獣」ならぬ「蛮族と蛮族」といわれるなどちょくちょくエキセントリックな行動に走るのが特徴である。 また、スマホを取り出した際に「スマホ」、さっぱりわからない時に「ワカラン」など、妙な書き文字が頻発する。 他にも訳の分からない大ゴマなど、セオリーから外れた描写も特徴的。 あらすじ かつて「破壊神」と呼ばれた神がいた。そしてその討伐に挑んだ「英雄」。 激闘の末、二人は相討ちとなり滅した…はずが…! 時は現代、目覚めた「破壊神」は、華奢な女の子の姿になっていた。 しかも、目の前に現れた双子の兄と名乗る者の正体は、相討ちになった「英雄」であった。 現代に蘇った「破壊神」と「英雄」の奇妙な毎日が始まった。 新感覚撃滅不思議コメディ! 堂々開幕……!! (集英社公式サイトより) 登場人物 メインキャラ ・破壊神/ユウカ 蛮族と蛮族のうち、蛮族の方。 ありとあらゆるものを破壊することが可能な「破壊魔法」を使う神。 その応用範囲は極めて膨大で、鉄や生物などはもちろんのこと、重力・次元・記憶・データ・コマの枠など対象を認識・意識さえできればいかなるものも破壊できる。 また、物質以外であれば破壊のみならず復元も可能。 世界を破壊しようと目論んでいたが、英雄の能力を見誤った結果、相討ちに持ち込まれる。絶命の直前、体と魂の結合を破壊し完全な消滅を回避したが、復活のために膨大な時間を要することになる。 元々は角が生えていたり手足が人のそれらしくなかったりと明らかに人外の存在である。 洗濯と水浴びを兼ねて水場を泳いだりなど、生態は割と獣。 さらに、人間化の影響か、寝ている間に暴発してしまったり破壊魔法が一時的に破綻して制御不能になってしまったりする。 現代へと転生した際は、交通事故によって脳死状態だった女子高生「竹田優雨香」に宿ったことで復活。そこで、優雨香の双子の兄へと憑依転生していた英雄から様々な状況を知る。 英雄からの提案を受け、復活に当たって大幅に弱体化した力を回復させるため、人間として生活するようになる。 一応世界の破壊を目標としているが、現代での生活をエンジョイしまくっており、度々目的を忘れかける。 基本的に食っちゃ寝しており、飼い猫をもふったり買い出しに行かされたりしている。 意外にも芸術に関する慧眼を持ち、ピカソの絵に対して鋭い観察眼を見せている。歌も上手。 キャラが被るので納豆は好きになってはいけないらしい。 男女の営みに興味津々であり、兄・カイセイと友人・ニブに破壊魔法を使ってベッドインさせようと目論んだり営み動画を見ようと量子コンピューター化したりした。 勉強は得意でなかったが、カイセイから理系のうんちくを聞かされており、着実に知識を増やしていっている。 ちなみに、生前の優雨香はブラコン・貧乳・動物好き・ドジっ子・腐女子となかなかの属性の持ち主。 動物好きだった彼女の影響により、生体破壊の魔法は使用不可能になっている。 ブラコン気質のせいか、寝ぼけて破壊魔法が暴発して「好きなものは大きく、そうでないものは小さくなる」という現象が発生した時はカイセイが大きくなっていた。 第40話にて、宇宙サイコパワー教の神になった。 ・英雄/カイセイ 蛮族と蛮族のうち、蛮族の方。 様々なものを増幅・増殖することが可能な「増幅魔法」を使う人間。 安物の剣を神殺しの武器に変えることができるほどの増幅力を誇るが、破壊魔法程の活用の幅はない。 また、英雄らしく魔法を使う際に何を増幅するか選択肢が出るのだが、そこをユウカに逆手に取られることも。 破壊神の結合破壊の余波を受け、同様に魂が分離され、現代まで眠りについた。 優雨香同様に脳死状態だった「竹田快晴」に宿って覚醒する。破壊神より2か月早く覚醒し、いち早く現代の状況を把握している。 ただし、強盗事件が発生している銀行で口座を開こうとするなど、ボケに回ることも。 生前の体の持ち主と同じような生活を送っていれば力が取り戻せることに気付き、目覚めた破壊神に教えた。 これは、破壊神と認知されていない彼女を殺すと自分が犯罪者になってしまう他、あるいは人間の生活に馴染めばそれでよしという目論みによる。 その為、現代生活をエンジョイするユウカに時折当初の目的を確認している。 現代においては、暇があれば筋トレしている。 生前の快晴が学者を目指す優等生だったこともあり、記憶を参照することである程度現代の勉強にもついていけている。 英雄といわれる存在ながら、「現代では喧嘩も殺しもNG。だけど一方的に叩きのめすのはOK。」などと宣うバイオレンスマン。 破壊神とはスポーツやゲームなどで食べ物をかけて対戦することがあり、面白そうだからとルールをいじったりする。 生前の快晴は学者を目指していた優等生。 その一方で、ゲームやPCはすさまじいパチモン臭のするものばかりを所有しており、性格が割と不明瞭。 サブキャラ ・婆 竹田兄妹の祖母。交通事故により、息子/娘夫婦と死別し、孫は脳死状態という不幸に見舞われた人。 その為、兄妹が目覚めた時は感涙していた。 当然のことながら、本来の兄妹の魂が消滅してしまっていることは知らない。 「JK」「TKG」などのワードも使いこなす、ノリのいい婆さん。格闘ゲームも得意でザンギエフっぽいキャラを使う。 ユウカは平均に比べるとやや低めだが、彼女の若かりし頃は長身の美女だった様子。 ・ニブ 生前の優雨香の友人その1。ウェーブヘアの眼鏡っ子。ボクっ娘。 漫研所属で、長編ファンタジーを描いている。 別神に変わった人が変わったユウカに対しても親しく接し、改めて友人となった。 海でカイセイにかっこよく助けられたことで、彼が気になるようになる。 ・リサドン 生前の優雨香の友人その2。三白眼の変則ポニーテール。 かっこいいからという理由で医学部を目指す微妙に残念な人。ただし、学業自体は優秀なので一応適正な選択はできている。 同じく人が変わったユウカに対しても親しく接し、改めて友人となった。 ・デストロイヤー 竹田家の飼い猫。 捨て猫だったが、ユウカに最初から懐きまくり、そのまま飼われることになった。 カイセイにも懐いており、抱っこされたり頭に乗ったりしている。 ユウカが乳糖を破壊して作った特製牛乳を与えられている。 ・甘地ケンタロウ 漫研部長。目つきが悪いが、ジャンルは趣味全開の萌え漫画。 三年生で大学受験前だが、状況は芳しくないのか現実逃避で漫画を描いていたりする。 砥堀サキのことが気になっている様子。 ・砥堀サキ メカクレ美少女。ケンタロウとは逆に、グロ漫画を描く。 ゾンビとか臓物とかゲボとか大好き。 新聞部員のエーコが彼女の漫画を好きで、よりにもよって壁新聞の4コマ漫画を担当していた。 ケンタロウのことが好きなのか、よく彼を眺めている。 ・新野エーコ 新聞部員。変則的な敬語を使うおさげっ子。 七つ道具なるアイテムを保有しており、スクープを探して回っている。 部長のことが好き。 ・長谷フミハル 新聞部部長。眼鏡をかけたイケメン。 頬を引っ張られたりコーヒーを吹っかけられても眼鏡クイだけで平然としているクールガイ。 真面目そうに見えて校則のグレーゾーンを突いてくる。 また、エロ動画を見ようとペアレンタルコントロールを突破しようとしたことがあるらしい。 ・京口モモコ 厳粛な風紀委員長…だった。 ある時、ユウカを訝しんで詰問するも、ユウカが不完全な認識により記憶破壊を試みた結果、「ユウカが気になる」という記憶のみが残り、それを恋心と曲解してしまった。 同性愛はダメと踏みとどまろうとするも、不純な異性交遊は校則違反でないということでブレーキがぶっ壊れる。 以降はユウカを見つけるなり猛進するラブモンスターと化した。 一方、ユウカの方からは諸々の誤解により猟奇的殺人者と認識されており、ガチで慄かれている。 一発キャラ 月のガピピー 大丈夫か? Sontendo製ゲーム機Playitchオリジナルのゲームキャラ。なので大丈夫。 ちなみに、作中世界にソニーも任天堂も存在します。 大丈夫か?(念押し) 銀行強盗 カイセイ・ユウカがたまたま遭遇した強盗5人組。 日本なので、全員刀で武装している。だって日本だから。 さらに、リーダーは忍者らしく、高度な技術で作り出されたその刀は魔法をも弾ける。だって忍者だから。 魔法を目にしてもかなり冷静に対応できる上、容赦なく首ちょんぱを狙ってくる超バイオレンスマン。 破壊神とのタイマンに当たり、丸2話費やした挙句にいくつもの破壊魔法を重ね掛けした上でギリギリ撃退できた、という化け物。 その技術を別のことに使え。 教祖 宇宙サイコパワー教の教祖。髭の生え方が変。 超絶胡散臭いが、作中で初の破壊神・英雄以外に魔法が行使できる正真正銘の超能力者。 破壊神であるユウカ曰く微弱だが、離れた場所にある壺を破壊して見せるなどスプーン曲げより強力。 感知能力もあるのか、一目でユウカが神であることを看破した。 ヤクザ 辺地手組という組の構成員。 ユウカお気に入りのコロッケ店から諸馬代をせしめているのを目撃され、「ヤクザという危険な輩の暴力キャッスルを徒手空拳で正面から突入したら絶対面白い」というカイセイの英雄的発言の下、襲撃を食らった。 一般的なヤクザの他、用心棒として忍者も雇っている。可愛い。 何でか支部にいた若頭は几帳面且つマッシブな強面で、日本古来より伝わるバスターソードを容易く振り回す。日本古来の技術製なので魔法を弾ける。 銃というものを知らなかったユウカに致命傷を与えるも、「直前のページの出来事」の破壊によりなかったことにされ、撃破されてしまった。 追記・修正は《旧版破壊魔法》を使用してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「スマホ」とか「ワカラン」とか訳の分からない大ゴマって説明で読んでみたくなった -- 名無しさん (2022-08-14 17 36 05) カイセイが品行方正な英雄と見せかけてユウカより遥かに蛮族してるバランスがおもろい -- 名無しさん (2022-08-14 18 06 41) 銀行強盗なにもんだよ!? -- 名無しさん (2022-08-14 18 39 57) 最近の話ででかもじに実体が有ることが判明 -- 名無しさん (2022-08-14 20 23 31) 「破壊する」という能力をひたすら拡大解釈する。その強引さもまたギャグとして面白い。 -- 名無しさん (2022-08-14 21 10 31) 忍者強盗の戦闘力が高かったり一般的な女子高生の物理的な限界性能がかなり過大だったり、そこはかとなく我々の世界ではなく破壊神&英雄の世界の未来なのだと思わせる -- 名無しさん (2022-08-14 21 17 53) 作者さん物凄く頭良くて知識ある人なんだろうな、と思う反面それを全力でアホ方向に使えるのもすげぇとなる漫画 -- 名無しさん (2022-08-14 21 31 28) 蟹を植えているのか? -- 名無しさん (2022-08-14 21 53 37) 年齢指定(レーティング)破壊が未遂に終わってしまったのが残念 -- 名無しさん (2022-08-15 08 48 14) 新しく作成された項目のところでヤマジュン作品と並んでるせいで、ヤマジュン作品かと勘違いしてしまった -- 名無しさん (2022-08-15 11 15 27) 連載お疲れ様でした。好きな漫画だったから早くに完結してしまったの残念 -- 名無しさん (2022-12-28 14 16 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamerowa/pages/83.html
創る世界/壊す遊戯 ◆f0cb7STLRI アシュナードは酷く楽しんでいた。 「くっくっく…くっはっははははッ!」 笑う。笑う。大笑い。 本来ならアシュナードはアイクに打ちのめされ、朽ちる筈だった。 しかしそれはなかった事にされていた。 アシュナードの最後の記憶は絶対絶命の状態。 あのメダリオンを使い、巻きかえしを図る筈だった。 だが気が付いたら薄暗い空間が広がっていた。 『そう、ゲームなのサ。キミたちには……殺し合いをしてもらうのサ!』 そういったのは小さなピエロ。 「面白い…実に面白いぞ!マルクとやら!」 ガウェインの息子と決着をつけたかったが、まぁそれは良いとしよう。 アシュナードはこのゲームを楽しむつもりだ。 『願いを叶える』という賞品を貰う為に。 『世界を創る。』力を持たない者は生きる資格がない。身分も人間も半獣もさえも問わない世界。 このゲームで優勝し、あのピエロに新しい世界を創らせる。 それにあのピエロは、 「急な招待は気に入らぬが、まぁそれもよいとしよう…。それに我と考えが同じらしいな。」 我と同じ考えを持っていた。 殺し合い、まさにアシュナードが望んだ世界の様な事だった。強き者だけが生き残り、弱者は死に失せる。少し志向が違うが。 そしてアシュナードはマルクを気に入った。そうだ。良いことを思いついた。帰ったら奴を部下にしてやろう。 「くっくっく…弱者は我の望む世界には要らぬ…力を持つ者だけが全てを得るのだ!なぁマルク!お前もそう言いたいのだろう!?」 また、笑いが零れる。 ――――逝くぞ。世界を創る為に。 ――――――戦を楽しむ為に。 …アシュナードはある事を3つ気付かなかった。 一つは女神の祝福を受けている鎧がマルクにより普通の鎧に変えられている事。 もう一つはこのゲームにもアイクが参加している事。 最後の一つは制限に気付いていない事。 この事を知らないアシュナードはこの先どうなるのだろうか? 【E-6 ゴールドカジノ付近/1日目/深夜】 【アシュナード@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】 [状態] 全快、メダリオン使用状態。 [装備] 鎧(デフォルト) [道具] 基本支給品一式、不明支給品×3 [思考] 基本方針 戦を楽しむ。 1 マルクも願いを叶えさせた後、部下にする。 2 弱者は滅する。 ※参戦時期は最終章でメダリオンを使用した直後。 ※名簿を確認していません ※メダリオン使用していますが制限が掛かっています。 ※鎧は普通の鎧です。普通の拳銃ぐらいなら弾きますが、威力の高い物(マグナムやライフル)なら壊せます。 ※マルクが自分の考えに賛同してると思ってます。 ※どこに向かうかは次の書き手さんに任せます。 ※制限に気付いてません。 ▽▽▽ 一方、カジノ内。 金で装飾され華やかすぎて、じっとみていると目が痛くなりそうなスロット台が並び、やはり金で装飾されたルーレット台。 他にもカジノで見るような物が並んでいる。 金で装飾されている以外は普通のカジノだ。 そしてそこには、セキチクシティジムリーダー、キョウがいた。 「どうやらマルクとやらは相当趣味が悪いらしいでござる」 キョウは殺し合いに乗る気はまったく無い。 キョウはマルクに苛ついていたのだ。 目を閉じるとあの光景が広がる。思い出すだけで吐き気がする。 ローザという女性を殺生し、セシルという青年には精神的な傷を与えた事だろう。 あの様なポケモンはみたことがない。いや、大体あれはポケモンなのか? 「許せぬ。マルクめ。拙者が天誅をくだしてみせるでござる。」 そうと決まれば、まずは準備だ。 まず、デイパックの確認。 入っていたのは水、名簿、地図。 名簿には知っている名前が4つ。 「レッドにグリーン、サカキにタケシか…」 レッドは確かポケモンリーグ制覇した少年だ。彼はあの後すぐに失踪したと風の噂で聞いた。まだ子供だ。彼は大丈夫なのだろうか? 次にグリーン。彼はレッドのライバルだ。レッドに負けないような、技術と戦術の持ち主だが、彼もまだ子供、見つけたら保護しなければならない。 次にサカキ。 トキワジムのジムリーダーだが、彼がロケット団のボスだと知った時は酷く驚いた。 それが判明した後ロケット団は解体されたが。(噂じゃレッドがやったと聞いた) こいつには警戒しておこう 最後にタケシ。 彼はニビジムのジムリーダーだ。 ジムリーダーといってもまだ若い。彼の惚れ症は治ったかは知らないが、それが災いして襲われるかもしれない。こいつも探したら保護だ。 これで全員だ。名簿のサカキの欄に×と記しとく。これからは危険人物にはこのマークをつけていこう。 続いて、他の支給品だ。 「これは…?」 入っていたのは絵の具と筆。 説明書に目を通す。 『アドレーヌの絵書き道具一式 アドレーヌの絵の具と筆と紙。 アドレーヌが書くと書いた物は実体化するが、それ以外の者が書いても効果はない』 「…バカも休み休み言え。」 絵を書くと実体化? 訳分からん。 …アドレーヌ。確か名簿に名前があった筈だ。 まぁいい、保留だ。 次にデイパックからなにかを取り出す。 出てきたのはモンスターボール。 説明書が張り付いている。 『コイキング このモンスターボールにはコイキングが入っています。 覚えている技 はねる』 「…保留でござる。」 コイキング。ほぼ最弱のポケモンだ。 コメントするのも疲れる。なんなんだあのピエロは? 拙者に個人的な恨みでもあるのか? 次にデイパックからでてきたのは―― 「む…?」 剣が出てきた。重い。片手じゃ持てないが両手ではギリギリ持てる。 やはり説明書が張り付いていた。 しかしそこには『神剣ラグネル』としか書かれていない。 「神剣でござるか…。」 伝説のポケモンの角でも削って造られた剣だろうか?切れ味も良さそうだ。 こんな重い剣を使っている持ち主は相当の手練れに違いない。 それにしても、コイキングや絵描き道具みたいなふざけた様な物もあるが、こんな支給品があるという事はやはりマルクは殺し合いをさせる気なのだろう。 ――――この剣と拙者の忍術があれば容易く優勝はできるだろう。 「…下衆が。拙者がこんな遊戯に乗るわけないでござる。」 そう独り言を漏らしその考えをすぐ否定した。 意味も無く殺生をする輩は外道と同じ。 そして必ずそういう輩は破滅の道を辿る。 だからキョウはこの遊戯に乗るにはいかない。 ジムには沢山の弟子と娘が待っている。 いま死んだらジムはどうなる? だから早急にこの遊戯を破壊しなければならない。 その為に先ずはこの遊戯に乗っていない者、仲間を作らなければならない。 ラグネルを腰に引っかけ、デイパックを担ぐ。 いざ出発の時、 ――この遊戯、先が分からぬが攻略は可能。 ―――――忍術に長けた者しか知らぬ穴が必ずある。 ―――――――そこを狙えば… 「拙者はセキチクシティジムリーダー、キョウでござる! …マルク。必ずお前に天誅を下してみせるでござる。いざ…」 ―――――――――――参る。 【E-6 ゴールドカジノ内ルーレット台卓上/1日目/深夜】 【キョウ@ポケットモンスターシリーズ】 [状態] 全快 [装備] 神剣ラグネル [道具] 基本支給品一式、 アドレーヌの絵描き道具一式@星のカービィシリーズ、 コイキング@ポケットモンスターシリーズ 神剣ラグネル@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 [思考] 基本方針 マルクに天誅。 1 先ずは仲間を探すでござる。 2 仲間を得る為に移動するでござる。 3 レッドとグリーン、タケシを見つけたら保護。 4 サカキは警戒する。 ※赤緑後、金銀前から参戦。四天王になる前です。 ※マルクをポケモンか別の何かと考えています。 ※どこに向かうかは次の書き手さんにお任せします。 【コイキング@ポケットモンスターシリーズ】 ほぼ最弱のポケモン。 覚えている技は『はねる』だけです。 経験値を得れば新しい技を覚えるかもしれません わざ はねる ― ― ― 【神剣ラグネル@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】 アイクが使う神剣。結構な重さ。 完璧に使いこなせるのは多分アイクだけです。 【アドレーヌ絵描き道具一式@星のカービィシリーズ】 アドレーヌ愛用の只の絵の具と筆と紙。 もちろんアドレーヌ以外が書いても実体化はしません。 時系列順で読む Back 咲かせてみせよう悪の華 Next The comedown 投下順で読む Back 咲かせてみせよう悪の華 Next The comedown GAME START キョウ Next The sadness will never end GAME START アシュナード Next VENOM GAME START コイキング Next The sadness will never end
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/2640.html
ナレノニア ーーーーーー ナレノニア (岩盤浴 ナレノニア (プロアスリートの集うフォーデン ナレノニア (当然ジムやら岩盤浴やらも多い ナレノニア (プロ選手も普通に利用している事もある ナレノニア (岩盤浴着のナレノニア ナレノニア 何。 ナレノニア 話って? ナレノニア (岩盤浴中。床に肘ついて寝そべって。 ナレノニア (なんだかあったけえ檻に囲まれたストーブの近くの茣蓙。 迦楼羅 (ナレノニアの隣に寝そべる。 迦楼羅 (ナレノニアよりだいぶ身長が低いので隣に寝そべると足の位置が全然違うとか 迦楼羅 (同じ姿勢なのだけど茣蓙の上にある膨らみが全然違うとか 迦楼羅 (色々あるけど、とにかく広げた羽根がでけえ。なんなら隣のナレノニアに被ってる 迦楼羅 その。 迦楼羅 話というのはな。 ナレノニア うん? ナレノニア (迦楼羅とは付き合いも長いし、それなりに仲良しだと思っているが… ナレノニア うん。何の話? 迦楼羅 その… 迦楼羅 お主には話しておかねばと思ったのじゃが… ナレノニア …? 迦楼羅 妾。 迦楼羅 平和の奴と付き合う事になったのじゃ…。 迦楼羅 (モジモジと恥ずかしそうに伝える迦楼羅様 ナレノニア ………ん? 迦楼羅 じゃからの… 迦楼羅 式の時はお主に挨拶をお願いしても良いじゃろうか…? ナレノニア ………んん?? ナレノニア 式………??? 迦楼羅 …そうじゃ。 迦楼羅 近々、結婚式を挙げる事になるじゃろうからの…。 ナレノニア なる………ほど???? 迦楼羅 ………。(モジモジして寝転がってる迦楼羅様 ナレノニア えーっと… ナレノニア ………(言葉に困るナレノニア! ナレノニア ………(多分迦楼羅は本気で言っているが、昨日の今日で結婚式の友人代表挨拶を探すのはプリン姫の億倍早とちりだ! ナレノニア ………(とはいえ軽率に「おめでとう」と言って話を流してしまえば何かとてつもない勘違いが起こるかもしれない! ナレノニア ………(まずは確認を慎重に行おう ナレノニア ………迦楼羅。 迦楼羅 …なんじゃ? ナレノニア 家まで送ってくれただけで、結婚しなくて良いんだよ? 迦楼羅 妾をなんじゃと思っているのじゃ!!? ナレノニア いや…あの後、家に送ってくれて…それで…そうなったのかなって… 迦楼羅 そんな事で結婚せんわ!!? ナレノニア えっと…じゃあ… ナレノニア 手とか繋いだ…? 迦楼羅 一緒に“仲良し”して寝たのじゃ!!! ナレノニア え? ナレノニア マジか。 迦楼羅 おおおお主!!言わせるでない恥ずかしい!! 迦楼羅 いいい一体妾をなんじゃと思っていたのじゃ!? ナレノニア え。マジか。 迦楼羅 ええい!本当じゃ!! 迦楼羅 その……ちゃんと…最後までしたぞ… ナレノニア え…マジか。 迦楼羅 お主それしか言わないな!? ナレノニア あ。ごめん。 ナレノニア え?それ(ペストマスク)も取ったの? 迦楼羅 そ、、、そこ!?そこは良いじゃろう別に!? ナレノニア いや…岩盤浴着つけてるのに外さないぐらいだからよっぽどだなって… 迦楼羅 その…良いじゃろそこは別にっ! ナレノニア いや。びっくりだな。 迦楼羅 妾だって驚いた…ぞ。 ナレノニア えーっとさ。 ナレノニア …好きなの? 迦楼羅 す、、好きでも無い者と寝るわけ無いじゃろう!!? ナレノニア あ。え。あー。。。 ナレノニア な。、、なるほど。 ナレノニア マジか。 迦楼羅 そ、そんなに驚く事か………。。。 ナレノニア いや…あんまり驚くのも失礼か…? 迦楼羅 その質問が失礼じゃが!? ナレノニア あ。いや。そ、そうだね。 ナレノニア えーっと。 ナレノニア おめでとう迦楼羅。 迦楼羅 う。うむ。 迦楼羅 ここまで長かったの!? ナレノニア いや…急だったからさ。 ナレノニア あとその… ナレノニア (寝たからって平和がその気かどうかは…って言うのは流石に野暮か… ナレノニア (か、確認したんだよね?迦楼羅? ナレノニア (ワンナイト…じゃないよね…? ナレノニア (この前のデート中にも街中に平和と「仲良し」な子が居たの…気づいてるよね? 迦楼羅 なんじゃ?心配そうにこっちを見おって…。 ナレノニア あー。えーっと。 ナレノニア なんで平和なの? 迦楼羅 もう少し言い方があるんじゃあないか!? ナレノニア え。あ。ん?た、確かに?? 迦楼羅 その…。 迦楼羅 あやつは…ちゃらんぽらんのぺらんぺらんだが… 迦楼羅 強くてカッコ良くて血筋と肉体が強くて女性に優しく良い殿方じゃ… ナレノニア うげ。 迦楼羅 うげとはなんじゃ!!? ナレノニア あ。いや。「ガチじゃん…」って… 迦楼羅 始めからそう言っておるが!? ナレノニア え。あ。そっか。 ナレノニア へぇーーー・・・。 ナレノニア 迦楼羅、ああいうのが好みなんだ・・・? 迦楼羅 む、、、むぅ。。 迦楼羅 あ、、、改めて聞かれると、、僅かに小恥ずかしさが優るが… 迦楼羅 あの日から…奴の事が… 迦楼羅 す。。。好きと、、認めざる終えなくなってしまった…のじゃ。 ナレノニア うわーーー。 迦楼羅 さっきからあんまり祝福してないなお主!? ナレノニア あ。いや。えーっと。 ナレノニア おめでとう、迦楼羅。 ナレノニア 同じ天下五剣として祝福するよ。(スラスラ 迦楼羅 む、、むぅ。そ、それはそれで恥ずかしいのぅ…… ナレノニア (こいつマジか… ナレノニア あ。あぁ、それで、その迦楼羅。 迦楼羅 …なんじゃ? ナレノニア あんまり込み入った事を聞くのも…アレなんだけどさ。 ナレノニア その“仲良し”した日に、プロポーズされたの? 迦楼羅 …されとらんが? ナレノニア ・・・。・・・。・・・。 ナレノニア 迦楼羅から求婚した? 迦楼羅 す、するわけ無いじゃろ!破廉恥な!? ナレノニア ………。真昼間から銭湯誘って友人とのセックスの話聞かせる方が破廉恥じゃない??? 迦楼羅 なーーー!!?お、、お主ーーー!? ナレノニア よし。謎は全て解けたよ破廉恥お嬢様。 迦楼羅 な、妾は破廉恥などでは…。。。 ナレノニア 煩い発情期。一旦聞きたまえ。 迦楼羅 突然無礼ではないか!? ナレノニア 血女様。聞け。本当に痴女様になっちゃうぞ。 迦楼羅 や、やめんか!? ナレノニア …。 迦楼羅 …。 ナレノニア …。 ナレノニア えっとね。迦楼羅。 ナレノニア セックスしても結婚しなくて良いんだ。 ナレノニア むしろセックスして結婚しない野郎の方が圧倒的に多い。 迦楼羅 な!!!?!!?? 迦楼羅 そ、、、それは、その、、 迦楼羅 お主がそういう悪い奴が好きなだけではないか!? ナレノニア 半分正解だ。 ナレノニア (ウィッチウォッチの作中に出てくるマニア向け漫画うろんミラージュに出てくる主人公でもライバルでもない上官キャラクターの決めセリフだね。わかった君はジャンプ博士だ。おめでとう。 迦楼羅 半分…じゃと…?!(勿論わからない迦楼羅様 ナレノニア 現に平和はーーー ナレノニア (いや、 ナレノニア (流石にちょっとこれは脳破壊か。 ナレノニア (私は別に読めるけど、体験するのとはまた違うし、迦楼羅は耐性無さそうだな ナレノニア (じゃあ…ちょっとマイルドに… ナレノニア (してやるか。 ナレノニア (全く世話のかかる後輩達だな… ナレノニア 現に平和はハチャメチャにモテる。 迦楼羅 ハチャメチャにモテる!? 迦楼羅 あんな奴がか!? ナレノニア (いや、そのあんな奴と結婚するんだろお前は… ナレノニア そうだよ。 ナレノニア あんなぺらんぺらんが ナレノニア 概ねラピエルの次ぐらいにモテる。 迦楼羅 あんなわけのわからん聖歌隊引き連れてるような奴と同格じゃと!? ナレノニア う。うん。まあ。そんな感じだ。 ナレノニア つまり。 ナレノニア えっと。 迦楼羅 ・・・。 ナレノニア 結婚目指して、がんばろー。おー・・・。 迦楼羅 ど、、、どういう事なんじゃ!!? ナレノニア ええい!煩い!最初に話したのが私で本当に良かったな迦楼羅! ナレノニア もしプリン姫とかそういう噂好きの女どもに知られでもしたらーーー プリン姫 あらまぁ!? 今、姫の名前をお呼びになりましたか!? プリン姫 (突然話しかけてくる プリン姫 (プリンプリンな岩盤浴着を来たニッコニコのお姫様! ナレノニア げ。 プリン姫 ちょっとリフレッシュに岩盤浴に来てみれば~ プリン姫 ナレノニアお姉ちゃんと迦楼羅様がお二人で寝そべってるだなんて。 プリン姫 姫に隠れてイチャイチャですかぁ~? 羽根なんか被せちゃって、付き合ってるみたいですよ~ぅ? 迦楼羅 なんだプリン姫か。だが、妾が付き合っているのはじゃなーーー ナレノニア 迦楼羅、プリン姫、一旦ちょっと待って!整理させて! ナレノニア 女オタク「まって」って言いがち!でもそう言うんじゃない!マジで「まって」欲しい!! プリン姫 あ~~~なんか動揺しちゃって怪しい~! プリン姫 お姉ちゃんってばプリン姫との姉妹百合に飽きて、別の女に手を出そうって言うんですかぁ~? プリン姫 姫、泣いちゃいますよ? ナレノニア お、お前はお前で面倒だな…!? ナレノニア ええい。まて。ともかくまて。 ナレノニア とりあえず… ナレノニア もう一回、湯に浸かろう! ナレノニア (えープリン姫さっき浴びてきたばかりなんですけど~とか ナレノニア (羽根乾かすの大変なんじゃぞ!?とか ナレノニア (ごちゃごちゃ言う奴らが居たが、 ナレノニア (とりあえず全員でもう一回、湯に行った。 ナレノニア (思考をリセットして…落ち着こう。 ナレノニア …。 ナレノニア (というかプリン姫といい迦楼羅といい。 ナレノニア (年頃の娘は結婚しか言わないな。 ナレノニア …。…。 ナレノニア (もうちょっと筋トレ好きのオタクでいさせてくれよ………。
https://w.atwiki.jp/sin-changerowa/pages/285.html
出自からして真っ黒な存在である機械は、それ故に倒すべきである筈の怪異によって狂い、怪異以外の敵を全て倒す暴走マシーンに成り果てた。 そしてこの殺し合いでも…その意思?或いは思考?兎も角それは無差別に暴れ回る、天使のような機械へとインストールされてしまった。 機械音声を響かせながら、魔法使いの名を持つ兵器は天使に由来した兵器の身体で、殺戮を繰り広げる事となった。 【ウォーロック@ストライクウィッチーズ】 [身体]:ハシュマル@機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ [状態]:健康、暴走 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況]基本方針:怪異(ネウロイ)以外の全てを滅ぼす。 1:(ハシュマルの機械音声) [備考] ※参戦時期は第12話「ストライクウィッチーズ」にて撃墜後からです。 ※支給品は一切ありません。 ※プルーマは1戦闘につき5機までしか生成出来なくなっています。 ※サイズは主催によって4mくらいに縮小されてます。 226 なでこマンドラ 投下順に読む 228 本名晒しには気を付けよう!
https://w.atwiki.jp/isurugi1993/pages/49.html
story29 君たちを壊す・狼鬼 「俺たちを・・・壊す?」 その発言に驚きを隠せないレオンたち。 そこまでの自信、一体どこからわいてくるのであろうか? その前に誰。 「壊す壊さないは別として、貴様は誰だ?名を名乗れッ」 クル-ゼが吼えると、面倒くさそうに男が頭の帽子を押さえながらこういった。 「名前?名前ってそんなに名乗る必要あるのか?まぁ、言っておこう。俺はニ-ズヘッグだ。君、偉そうだよな。こうしてやるよ」 男が指をパチンと鳴らす。 するとクル-ゼが吹っ飛んだ。 「魔法っ?なんで魔法が使えるんだ?」 「いや、魔法とは違う。魔力とは違う魔力、刻魔力を用いて発動する魔法、刻呪法だ。」 そしてまた指を鳴らすと、カタスライザも吹っ飛び、レオンのみになる。 レオンはキッと唇を噛み締め、鋭い眼光でニ-ズヘッグを睨む。 するとニ-ズヘッグはクク、と笑う。 「何だ、その目は?面白い。来るがいい、少年」 レオンは疾風のように駆けて行き、ニ-ズヘッグに剣を打ち込もうとした。 しかしそれは無理な話だった。 レオンが剣を振った時にはいつの間にか背面に回っている。 これが自信の根拠だったのだろうか? そんな事を思いながら戦っていると、男が不思議な事を言い始めた。 「少年、お前ナイトメアと戦った事あるのか?」 「それがどうした」 「いいや、奴とは血を分けた兄弟でね」 なんと、男はナイトメアの兄弟だというのだ。 言われてみればそうかもしれない。 話し方や、仕草がどこと無く彼に似ている。 「さぁ、ゲ-ムを再開しよう」 ―瘴気世界ウィリシア 「うえっ。ここ本当に死体ばっかり」 ナイトメアだ。 幻想世界で、惜しくも戦争世界の鍵を取り逃してしまった彼は、次の鍵を取るためにここに来ていた。 しかし、この瘴気世界と言うのは空気中にほぼ毒の成分が混ざっているため、無防備に行動するとすぐさま死に至る事があるのだ。 そのため、ここにはゴロゴロと死体が転がっている。 現地人はほとんど診たことが無い。 ここの管理人はなにをやっているんだか。 無防備にしているとすぐさま死に至るとはいったが、唯一つ例外がある。 それは、中和魔道石をもっていると、その毒を受けずに済むのだ。 もちろん、彼もそれを持っている。 「まぁ、こんな所誰もいないだろうからすぐ見つかるよねっ」 ナイトメアが楽しそうに鼻歌交じりで歩いていると、後ろから凄まじい殺気が襲い来る。 禍々しくも、荒々しい気配。 まるで獣のようだ。 「うぉっと。何だい?君は」 狼の面をつけた、紺のロングコ-トの男。 ナイトメアに対して禍々しい殺気を放っている。 「我が名は狼鬼(ロ-キ)。オ-ディン、貴様を再び倒してくれよう」 「オ-ディン・・・だって?そうか、お前、僕の古い知り合いなんだね?」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3135.html
186 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 08 05 41 ID ??? シャア「アヒル隊長は私のものだ!」 アムロ「いや、俺のだ!!」 ガロード「あー、またやってるぜ」 ナナイ「社長・・・ナイチンゲールまで持ち出して・・・」 187 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 08 21 58 ID ??? 186 あったなそれw すごく懐かしいw その時ってガンダム家に大量に泊まりに来てたんだっけ? 188 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 08 42 13 ID ??? 187 去年の今頃~11月だったはずだ。シャアやディアナ様など、そうそうたるメンツが泊まりに来た時の話だと思う。 189 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 09 15 06 ID ??? リリ姫とかまで来てた気がする。 当時はSDGF見てなかったから知らなかったけど、よくこの家壊れなかったもんだ。 190 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 09 24 48 ID ??? 189 いや、普通に壊れてるぞ? 特にキラとウッソの部屋とか。 大体次のネタでは直ってるか、規模が大きくなると リリ姫や騎士ガンダムs、シャクティ+αが魔法で直してる。 191 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 09 52 16 ID ??? 190 ウッソ「うっ」ゾクッ キラ「どうかした?」 ウッソ「嫌な予感がしませんか?今のが振りになってなければいいんですが」 キラ「ああ、ネーナちゃんね。大丈夫でしょ。あの子も玄関から入ること覚えたみたいだしね」 ウッソ「そう言えば最近は部屋壊れてませんね」 キラ「刹那に対しても昔ほど強引じゃなくなってるしね」 ウッソ「前は裸にリボンとかで突っ込んできてましたね。ああいうのなら大歓迎なんですが」 192 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 10 09 39 ID ??? 191 シュバルツ「甘いぞ少年!その会話こそ“壊せ”の前振り! 上島の押すなよと同じと知るがいい!」 193 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 10 10 11 ID ??? 191 キラ「やめてよね、そんな事言ってるとまたろくでもない事が起きるに決まって ネーナ「せぇぇぇぇっちゃぁぁぁぁぁん♪」 ばごーんずがーんずしーんぱらぱらぱら キラ「ほらね」 ウッソ「フレーム剥き出しのドライにリボン、そういうのもあるのか」 キラ「落ち着いてるね、ウッソ」 ウッソ「ええ、兄さんのセーフティシャッターは信用できますし」 キラ「あはは、既成事実を曲げるムゥさんの程じゃないけどね」 ウッソ「さて、そろそろですか」 キラ「そうだね」 ウッソ「僕のデジタルフォトアルバムがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 キラ「新曲のデータとミクのフィギュアァァァァァァァァ!?」 ジュドー「なにやってんの?あの二人」 ヒイロ「慣れたとはいえ認めたくない現実を前に一瞬逆に冷静になった、と見るべきか」 ネーナ「せっちゃぁーん!ドライと一緒にアタシも食べてー!」 刹那「ガ、ガンガ、ガ…………ガンダァァァァァァァァム!」 194 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/24(木) 11 17 57 ID ??? 192 193 チボデー「さすがはシュバルツ・ブルーダーだぜ。読みが半端ねえな」 アルゴ「うむ、正直敵には回したくない」 サイサイシー「へへん、オイラだって本気出せばあれくらい」 アレンビー「ドモンの方が強いよねー?」 ドモン「ん?ああ…どうだろうな…」 東方不敗「くぉの馬鹿共がぁ!ガン首並べて感心しとる暇があったら修行をせんかぁぁ!」 ドモン「師匠!?」 東方不敗「さあ着いて来い!ギアナ高地へ行くぞ!全員まとめて面倒見てくれるわぁ!」 ドモン「さあ!行くぞみんな!」 アレンビー「えっ!?アタシも巻き添え!?」
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/38278.html
星を壊す龍 シュヴァル・ノヴァ SR 闇文明 (10) クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン 25000 ■G・ブレイカー ■このクリーチャーが攻撃する時、他のクリーチャーをすべて破壊する。 ■このクリーチャーが離れた時、相手は自身の山札を、一番下の2枚を残してすべて墓地に置く。 作者:UNKNOWN 概要 とにかく豪快な能力を持つ超大型クリーチャー。 G・ブレイカーと、攻撃時にこのクリーチャー以外のクリーチャーをすべて破壊する能力を持つ。 このクリーチャーがひとたび攻撃すれば、お互いのクリーチャーとシールドがすべて吹き飛ぶ事になる。 さらに、離れた時に相手の山札を大量に吹き飛ばす能力も持つ。 ちなみに自由使用可。 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okiniirirowa/pages/30.html
猜疑心は猫を壊す 星空凛は周囲の暗闇に怯えながら市街地を歩いていた。 突然始まった『実験』……殺し合い。 平穏な日々を送っていた凛にとっては考えてもいなかった出来事に、普段の快活とした様子は鳴りを潜め、今はただ衣擦れの音も、足音も立てぬように歩いているだけであった。 (皆……真姫ちゃん……かよちん……) 本心を言うならば、何もしたくなどなかった。 どこかの建物に隠れて、息を潜めて、誰か助けが来るのを待っていたかった。 だが、凛はプレシアの支給品、その中の参加者名簿を見て、知ってしまった。 この殺し合いに彼女の仲間達が、そして、親友の二人が参加させられている事。 それを知った凛に、ただ隠れて待つという事は出来なかった。 仲間達が、親友達が、危険な目にあっていると想像しただけで、居ても立っても居られない。 なけなしの勇気を奮い、暗闇の住宅街へ足を踏み入れる凛。 彼女は暗闇と静寂の住宅街をあても無く彷徨っていた。 「ここは……」 歩き続けて十数分、偶然にも誰とも遭遇する事なく、凛はそこに辿り着いた。 物音も、生活音すらもない真の静寂の中、彼女が辿り着いたのは学校であった。 長い長い坂道を登った先にあった学校の名は『穂群原学園』。 凛には聞いた事もない学校であった。 もしかしたらμ'sの誰かがいるかもしれないと、恐る恐る校門をくぐり、『穂群原学園』へと入っていく凛。 やはり先程までいた住宅街と同様に、人の気配は無い。 夜の学校……しかも、殺し合いという異常な状況では、恐怖を駆り立てるには充分すぎた。 自分の呼吸の音すら大きく聞こえる中で、凛はゆっくりとゆっくりと歩いていく。 校舎の前には広い校庭があるが、遮蔽物もないそこを真ん中から突っ切って行く勇気はどうしても出ない。 校庭の端を迂回しながら、校庭へと近付いていく。 そして、あともう少しで校舎の玄関へ辿り着こうかというその時だった。 「い、いやあああああああああああああああああ!!!」 悲鳴が、耳をつんざいた。 ひっと息が漏れると同時に、凛は腰を抜かし、座り込む。 ドラマや映画で観るような演技ではなく、心の底から恐怖した者が出す声に、凛の全身が総毛立った。 何かが起きている。 この学校の中で、何かが。 「うあ、あああ……」 それを理解した凛は身を隠そうと、側に植えてある茂みに近付こうとする。 だが、身体が恐怖で強張りまるでいう事を聞かない。 そうこうしている内に、足音が近づいて来る。 ーーードタドタドタ! 何かを踏み殺そうとでもしているかのような、足音。 常軌を逸している、狂ったような、足音。 凛は歯を食い縛り、呼吸すら止めて、足音が過ぎるのを待った。 気付かないで、気付かないで、とひたすらに祈りながら、それが通過するのを待つ。 ーーードタドタドタドタ! 足音が、近づいてくる。 狂っている。まともじゃない。狂っている。まともじゃない。 通り過ぎて、通り過ぎて、通り過ぎて。 どうか、私に、気がつかないで。 ーーードタドタドタドタドタ ーーードダン!!! そして、一際大きな足音が響き……それきり足音は遠ざかっていった。 思わず足音が去っていった方へ視線を送ると、校庭を走る、誰かの後ろ姿があった。 暗闇で良く見えないが、それはどこか見覚えのある後ろ姿に思えた。 「の、希、ちゃん……?」 大きく二つに結った髪型。ふくよかな、丸みを帯びた体型。 その後ろ姿は、何度も見てきた。 けど、狂ったように頭を振り、長い髪を振り乱して、走るその様子は、いつも落ち着いていて、大人びた雰囲気の希とは、とても結び付かない。 凛は、声を掛ける事もできずに、呆然とその後ろ姿を見送る。 そして、世界はまた凛だけとなり、痛い程の静寂が包み込んでいく。 彼女が希らしき人物を追わず校舎へ入っていったのは、端的に言い表すならば興味本位からだった。 恐怖はある。だが、何があったのかという興味……疑問の方が強く湧き上がっていた。 息を殺しながら、凛は校舎を進んでいく。 無人の廊下、沢山の教室、階段、踊り場……そして凛は、見た。 踊り場に、誰かが倒れている。 近付くと、暗闇に慣れた瞳がその姿を捉える。 見覚えのある、髪型だった。 ショートヘアのツインテール。小さな顔に、くりくりとした大きな瞳。 「にこ、ちゃん……?」 気づけば、凛の口からその名前が漏れていた。 凛の仲間である少女の名前。 スクールアイドルが大好きで、スクールアイドルに憧れていて。 いつもは友達みたいに接する事ができる賑やかな先輩で、いざという時は頼りになって。 凛にとっては、大切な先輩であり、大切な仲間であり、大切な友人。 そんなにこが倒れている。 明らかに曲がってはいけない方向に首を曲げながら、いつも溌剌な赤色の瞳を暗く澱ませて。 ……まるで、死んでいるかのように、矢澤にこが倒れている。 「に、にこちゃん、こんな所で寝てたら風邪ひいちゃうよ」 恐る恐る声を掛けるが、反応はない。 起こすように、身体を揺らす。 おかしな角度の首が、更におかしな方向に曲がった。 ひ、と凛の口から、音が漏れる。 「に、にこちゃ……」 その尋常じゃないにこの様子を観て、考えないようにしていた答えに、凛は至ってしまう。 にこは、矢澤にこは、死ーーー、 「ひ、ひゃあ、ひああああああああああああああああああ!!」 声が、漏れる。 声が、止まらない。 叫んでいなくては、全てを吐き出さなければ、おかしくなってしまいそうだから。 凛は、狂ったように声を嘔吐し続ける。 「うああ、うあああああ、あああああああ!」 見たくないのに、目を逸らしたいのに、視界は動かない。 にこの死体から、視線を外せない。 いやだ。いやだいやだいやだいやだいやだ! これ以上見たくない。にこのあんな姿なんて、見たくない見たくない見たくない見たくない。 狂う。狂ってしまう。 「ぐぅぅううううううううううううう……」 頭を掻きむしりながら、凛はその場に座り込み、言葉だけでなく、腹の中身のものも嘔吐を始めた。 涙と鼻水と涎で顔をぐしゃぐしゃにしながら、全てを吐き出す。 吐き出すものがなくなっても、嘔吐は止まらない。 胃も、食道も、腸も、いっそ内臓すら吐き出せれば楽になれるのにと、頭の片隅で、どこか冷静にそう思いながら、吐き続ける。 止まらない気持ち悪さの中で、凛はふと考えてしまう。 希は、あの時何をしていたのだろうか、と。 希が走ってきた方向で、にこは死んでいた。 学校の中は無人で、人の気配は無い。 争ったような物音も、希以外の悲鳴も聞こえなかった。 希も自分と同じようににこの死体を見つけたのか? でも、にこの身体は暖かい。まるでついさっきまで生きていたかのように。 なんで、ついさっきまで生きていたにこが死んでいるのか。 なんで、にこが死んだ場所から希は走り去ってきたのか。 (希ちゃんが、にこちゃんを殺ーーー) 瞬間、そんな有り得ない状況が頭に浮かんだ。 「ち、違う。違う違う違う違う違う!!! 希ちゃんがそんなことする訳ない!!! そんなことありえない、ありえないありえないありえない!!! ありえない!!!」 希とにこは親友だ。 μ'sになる前から希はにこに気をかけていて、にこもその事に気づいていた。 μ'sに加入した後も、希とにこは気が置けない仲であった。 そんな希がにこを殺すなんて有り得ない。 (でも、有り得ないのは、この状況だって同じだよ?) 頭の中で、悪魔が囁く。 殺し合い。『実験』。最後まで生き残った一人しか生還ができない状況。 その恐怖は、凛自身が今まさに経験している最中だ。 もし、その恐怖に負けてしまったら? どうしても生き残りたいと考えてしまったら? そうしたら、親友すらも、手に掛けーーー、 「あああああああ!!! ちがうちがうちがう!!! そんなこと希ちゃんがするもんか!!! 希ちゃんはそんな人じゃない!!!」 頭を吐瀉物まみれの床に打ち付ける。 何度も何度も、頭の中の間違った考えを追い出すように、打ち付ける。 その時だった。 かつん、と足音が聞こえた。 視線を向けると、そこには見知らぬ女性が立っていた。 「お前だ! お前がにこちゃんを殺したんだ! そうだ、そうに決まってる! お前が殺した! 殺した殺した殺した!!」 目を血走らせ、泡を飛ばしながら、叫ぶ凛。 理屈も何もない。ただ己の内に湧き出た考えを否定するために、その咎を目の前に現れた人物になすり付けているだけ。 その様子は側からみれば狂気のそれだった。 「え~、何のこと? 私は今ここに来たばかりだよ?」 女は、凛の言葉をそよ風のように受け流し、微笑みを浮かべた。 にこの死体を見て、様子のおかしい凛を見て、それでも何でもないように女は佇んでいる。 「嘘だ! そうやって嘘を言ってにこちゃんと希ちゃんを騙したんだ! 騙して殺したんだ!」 「会話にならないなあ。私は君の叫び声を聞いて、ここに来たの。その死体の事なんて何も知らないよ」 困ったように頭を掻きながら、女は凛をみる。 平常心を失っている凛は気付けないが、その視線は氷のように冷たい。 「ま、いっか」 なおも喚き続ける凛を見下ろしながら、女は一歩、また一歩と歩みを始める。 狂気に囚われる凛はやはり気付けない。 女の右手に、一本のナイフが握られていることに。 「じゃあね、バイバイ」 告げて、瞬間女の姿が、凛の視界から消えた。 女は流れるのような足捌きで、凛の後ろに回り込んでいた。 手中のナイフが闇の中で奔り、吸い込まれるように凛の喉元へ近付いていく。 凛は、最後の時まで気付けない。 女と出会ったその瞬間から、自分が死の淵に立っていた事に。 女が本当に殺し合いに乗っていて、始めから凛を殺そうとしていた事に。 キィンと、金属を叩く様な音が鳴り響いた。 「……君、だれ?」 女の声色に当惑が混じった。 視線は凛から既に外れている。 女が見ているものは、一人。 凛の頸動脈を斬り裂く刹那、横合いから飛び込んできた一人の小柄な少年。 少年は手に握った光る武器で、女のナイフを受け止めていた。 ナイフは、その刃の真ん中から斬り落とされている。 女の問いかけに、少年は沈黙で答える。 その視線は、数瞬前に女が見せたものと同様に冷たいものであった。 「う~ん、面倒だなあ。君、何だか強そうだし、ちょっと苦戦しそうだなあ」 女の言葉に、少年の眉がぴくりと動く。 「……おまえ、つまんないウソつくね」 「え~、そんな事ないよ~」 女は既に平常心に戻っていた。 表情に笑みを浮かべて、少年を見つめる。 「ま、時間も無駄にはできないしね」 女が言いながら、首元に手をやる。 首に巻いたチョーカー。そこに付いた丸いピンを引き抜く。 同時に、ボンと、女の頭部が爆ぜた。 吹き飛ぶ肉片。女の頭部は消し飛んでいた。 突然の出来事に、少年の目が見開かれる。 自殺、だがなぜーーーと考えた所で、少年は異変に気づいた。 女の姿が、変わっていく。 消し飛んだ頭部に、何本もの紐状の何かが集まり、互いに絡め合う事で形を成していく。 義務教育で歴史を学んだことがあるものならば、見覚えくらいはあるだろう 白黒の映像の中、空を飛ぶ爆撃機から投下される自由落下爆弾。 女の頭部が、それに置き換わっていた。 手足には先ほど頭を形作ったものと同様の紐が何重にも巻き付いていて、服装も黒色のドレスに変わっている。 「じゃ、やろっか」 両手を上げてファイティングポーズを取る女だったもの。 少年もまた凛を抱えて距離をとり、空いた手にもう一本の光る刃を発現させて、身構える。 「離れてろ。巻き込まれる」 変わり続ける事態に、さすがの凛も口を紡ぎ、少年の言葉に従ってゆっくりと離れていく。 だが、その激情の瞳は変わらず女へと……女が変態した怪物へと向けられている。 少年は凛の危うさを感じながらも、対面する怪物へと意識を向ける。 少年の名は、空閑遊真。 とある世界で民間軍事組織に所属する少年だ。 (オサムは色んな事に首を突っ込むだろうからな。厄介そうな奴は、おれが早目に潰しておく) 空閑は、脳裏に彼の相棒たる三雲修の姿を思い浮かべる。 お人好しを極めたような男。 この殺し合いの場で、修がどう動くかは空閑には簡単に想像ができた。 それが顔も知らぬ他人であろうと、その誰かを助けるために動く筈だ。 しかも、ただ助けるのではなく、己の命を賭してまで、修は戦う。 その実例を、空閑は既に知っている。 だからこそ、自分が動く。 修と敵対しそうで、修よりも高い実力を持ち、かつ他人の命を奪う事に躊躇いを覚えない者。 眼前の怪物が、まさにそれであった。 光る刃ーーー彼のトリオンで作られたブレード・スコーピオンを掲げながら、空閑は怪物と相対する。 凛が放つ狂気の視線を感じながら、空閑の戦いが始まった。 【星空凛@ラブライブ!】 状態:精神的負担(大) 装備:基本支給品、ランダム支給品×1~3 思考:にこちゃんを殺したのは希ちゃんじゃない……! 【レゼ@チェンソーマン】 状態:健康、ボムの悪魔状態 装備:基本支給品、ランダム支給品×1~3 思考:目の前の男を殺す 【空閑遊真@ワールドトリガー】 状態:健康 装備:基本支給品、空閑のトリガー@ワールドトリガー 思考:凛を助ける。目の前の化け物を殺す。修達と合流する 前話 次話 剣・銃・チェンソー 投下順 『器』、もしくは眠り姫 剣・銃・チェンソー 時系列順 『器』、もしくは眠り姫 前話 登場人物 次話 START 星空凛 START レゼ START 空閑遊真
https://w.atwiki.jp/majiiki/pages/34.html
ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ ■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■ ログ:http //web.archive.org/web/20120224235327/http //green.ribbon.to/~majiiki/m/log/1177471895/1177471895_01.html タイトル レス番 シリーズ 作者 1. 36-38 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE アンケート 41-54 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE 非SS 2. 55-58 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE 3. 75-81 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE エロ開始 4. 93-94 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE 設定、プロフィール 92,100-101,124 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE NTR 5. 103-108 がっちりハメまショー 39 ◆dPbouk8tpE 無題 172-180 学園物、中二病っぽい? 外伝 208 がっちりハメまショー 別作者 花さかじいさん 272-275 パロディ ほしゅ… 349 1レス 学園の王 375,402 学園の王 375◆z6gcsulO2o(誤爆の人) 誤爆のお詫びにファンタジー 388-389 375◆z6gcsulO2o 勝手に続き 398 学園の王 別作者 その3 409,412 学園の王 375◆z6gcsulO2o 無題 440 集団レイプ事件 無題 443 集団レイプ事件 エロなし? 440に感化 別作者 無題 453 1レス 無題 474 集団レイプ事件 440を別の角度(被害者の一人)から 別作者 1. 495, 503-508 四級語 495 2. 519-525 四級語 495 教室を犯ろう!① 556-557 ………悪夢? 583-589 マリー書く人 『悪夢』の改編 ギャグ、法則が乱れる!、時を吹き飛ばす 無題 601 「シャア専用ザクレロ」原型 シャア専用ザクレロ 613-625 39 ◆dPbouk8tpE プロローグ 665-666 ケダモノノウタ テロリストな人 一劇 676-681 ケダモノノウタ テロリストな人 参上! 嵐を呼ぶ漢(オトコ)!! 726-759, 771 39 ◆dPbouk8tpE 習作 791-792 791 習作② 824-825 791 791-792続編 『とある『蜜柑』と『通り雨』、そして『起ちっ放し』の夕暮れ。』 832-840 39 ◆dPbouk8tpE 三題噺 属性:レイプ、危険日の膣内射精、にこにこ奥さん ■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■2 ログ:http //pch.viewerd.com/eroparo/1209525712/ タイトル レス番 シリーズ 作者 ふたなり談義 12-31 非SS まぐろ1/2 女子トイレ 111-112 375◆z6gcsulO2o 保守ネタ 208-212 無題 262-272 単発ネタ 保守ネタ 294-298 Act.0_A 数多喰らい 310 小ネタ 349 349 Act.1_A 353-360 数多喰らい 310 Act.2_A 378-388 数多喰らい 310 1. 425-427 絶倫怪盗ノイン 425 2. 435-437 絶倫怪盗ノイン 425 3. 446-450 絶倫怪盗ノイン 425 無題 454-456 349 349続編、元ネタ 341 サキュバス 476-477 単発ネタ コピペ改変 480-488,602 単発ネタ集 サイバネティック・ストーム 658-668 無題 734-738 無題 874-878 名もなき戦士の人 獣達の淫宴 883-901 とある男の日常 924-926 vsシリーズ 928-968 単発ネタ集 ■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■3 現行:http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1323618889/ タイトル レス番 シリーズ 作者